声なきものの唄〜瀬戸内の女郎小屋 第4話:「弱き者たち」

半年で見違えるように成長した千鳥、あるときサヨリそっくりの新人が入ってきた。
ちょっと天然な性格の美人であった。

 

 

 

小蝶と源氏名をもらい早速、千鳥らといっしょに見世に出ることとなる。
見た目が綺麗なので直ぐ指名が入った。

 

 

 

しかし、夜中に寝小便をしてしまった。昔からシモも緩いらしい。

 

 

 

小蝶は、ど叱られたが全く治す気が無かった。
それからも摘み食いなど悪さばかりであった。

 

 

 

若様がみえたとき、たまたま小蝶と出会い、若様に近づいていった。
千鳥は急に嫉妬がMAXになり小蝶を叩いてしまった。

 

 

 

小蝶は、その後も天然ぶりを発揮し、
最終的には押し入れに閉じ込められることになってしまった。

 

 

 

そこへ千鳥が差し入れにいく。

 

 

 

小蝶は天然なだけで悪気が無いと気づく。
この世の中のせいだと思い、小蝶を叩いたことについて申し訳ないと思っていた。

 

 

 

あるとき、酷い客で誰も行きたがらない船員相手の仕事が入り、
そこへ小蝶が連れていかれることになった。

 

 

 

千鳥は選ばれなかったが、敢えて変装し小蝶へついていった。
そこで船員らに気に入られるのは小蝶であったが、やはり寝小便をしてしまった。

 

 

 

船員は激怒していたが、千鳥が責任を持つ!と言いだし、
船員らからヤラレまくられてしまう。

 

 

 

それをみていた小蝶は申し訳ない気持ちでいっぱいであった。

 

 

 

次の朝、千鳥はぐったりとし寝込んでしまった。
千鳥は、小蝶の身代わりとなった。

 

 

 

その日以降、小蝶の寝小便が治っていた。

 

 

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