声なきものの唄〜瀬戸内の女郎小屋 第6話:「知らないお母さん」

検梅日、お職の巴が引っかかってしまう。
入院の間は千鳥が太夫として看板娘を任されることになったが、
千鳥は勤まるのか不安でしかたなかった。

 

 

 

ある日千鳥は町で一般の女性に出会う。
小さな娘を亡くし寂しそうだが、
とても優しく、母がいたらこんな感じなのかと思った。

 

 

 

裏で旦那様が叫んでした。
いつも大声で騒いでいるらしい。

 

 

 

千鳥は見世に帰り、看板として頑張っていた。
そこに炭鉱掘りの富豪がやってきて、
その人はかなりお金を店に落としてくれる上客らしい。

 

 

 

ここぞとばかりに張り切る千鳥であったが、
ガキ扱いされ興味を持たれなかった・・・

 

 

 

若様がいるから、それだけで良いとは言われているが
看板を任されたプライドが許さなかった。

 

 

 

ある日、千鳥は優しい女性「望月己奈子」のところへ借りた傘を届けにいった。
また優しくしてもらい本当の娘になったようであった。

 

 

 

千鳥は巴の見舞いを口実に望月のところへ遊びにきていた。
望月には洗濯屋に奉公していると嘘を言って。

 

 

 

また、炭鉱掘りが見世にやってきた。
宣伝用の写真を売っていると、
なんと千鳥を買いたいと申し入れる。

 

 

 

ルールでは相方を替えるのは、ご法度らしい。
見世の恥にもなる。
しかし、お職代理を務める千鳥はOKする。

 

 

 

案の定、気に入られて、
その人の名前を聞くと、
なんと「望月」と言うではありませんか。

 

 

 

望月のお母さんの旦那様であった。
千鳥は大変驚き落ち込んでしまった。。。

 

 

 

望月様は、千鳥の暗い様子をみて帰ってしまった。
家に着くと直ぐ寝てしまい、
そのまま置いてしまっていた
宣材写真をみる奥様。

 

 

 

そこで、望月の奥様は気づく。
旦那の相方が千鳥であることを。

 

 

 

鬼の形相で奥様は千鳥を殴った。
千鳥は騙すつもりはなかったが堂々と、お職として対応した。

 

 

 

その後、望月家に赤ちゃんができたと聞かされ
少しほっとした千鳥であった。

 

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